TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発したが感染拡大への警戒感から伸び悩んだ。三菱重工と川崎重工が大幅高。ANAは反落し、レーザーテックは利食い売り。ヤーマンは大幅続落
速報・市況2020年12月14日

☆[概況/大引け] 反発したが感染拡大への警戒感から伸び悩んだ。三菱重工と川崎重工が大幅高。ANAは反落し、レーザーテックは利食い売り。ヤーマンは大幅続落

大引けの日経平均は26,732.44円の79.92円高、TOPIXは1,790.52ポイントの8.51ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,333、値下がり銘柄数は755。出来高は11億5,345万株、売買代金は2兆3,331億円。
日銀短観で大企業・製造業の業況判断が-10と市場予想の-14を上回り、米国議会の超党派グループが提案した新型コロナウイルス救済法案が可決されるために2つに分割されることが好感され、日経平均は反発したが、感染拡大が警戒され伸び悩んだ。
ソフトバンクグループや任天堂、トヨタが買われ、NTTが高い。
三菱重工は次期戦闘機の開発主体となり大幅高。
川崎重工(7012)は岩谷産業などと共同で豪州で太陽光や風力などの再生エネルギー由来の「グリーン水素」を製造し、液化して日本に輸入する計画が注目され急騰した。
神栄は子会社の神栄テクノロジーが、医薬品や食品など保管・輸送時の温湿度管理に対応する温度ロガー、温湿度ロガーを来年1月から販売するため、新型コロナワクチンの冷凍庫関連の思惑でストップ高となった。
一方、ANAは反落し、レーザーテックは利食い売りに押された。
美容家電のヤーマンは好決算を発表したが一旦材料出尽くしから大幅続落となった。
業種別上昇率上位は海運、その他製品、機械、ノンバンク、倉庫運輸で、下落率上位は証券、空運、精密、サービス、医薬品。

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