大引けの日経平均は292円安の2万7,241円、TOPIXは16ポイント安の1,919ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は625、値下がり銘柄数は1,469。出来高は12億9,279万株、売買代金は3兆3,546億円。
米国のメタ・プラットフォームズ(旧社名フェイスブック)が、1~3月期売上高見通しの伸び率鈍化を示し、時間外取引で急落したことや、米国防総省が東欧諸国などに計3千人規模の米軍を独自に派遣すると発表したことが警戒され、東証は反落した。
レーザーテックが売られ、ソニーグループ(6758)はPS5の通期販売見通し下方修正したことで下落した。
商船三井に続き日本郵船も配当予想を大幅に増額したが、川崎汽船は配当予想を据え置いたことで失望された。
エムスリーはメディカルプラットフォーム事業の伸び率鈍化で大幅安となった。
一方、塩野義製薬は、資本参加している英国のヴィーブヘルスケア社が、ギリアド・サイエンシズ社とHIVインテグラ―ゼ阻害薬の訴訟で和解し、和解とライセンス契約の一時金を受け取ることになったことで買われた。
新日本科学は今期最高益計画をさらに上方修正したためストップ高となった。
業種別下落率上位は海運、電機、機械、陸運、その他製品で、上昇率上位はゴム、紙パルプ、石油、輸送用機器、鉱業。(W)