TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反落。中国株安や防衛関連の下落が響いたが、円安で下げ幅を縮めた
速報・市況2024年12月13日

☆[概況/大引け] 反落。中国株安や防衛関連の下落が響いたが、円安で下げ幅を縮めた

大引けの日経平均は378円安の3万9,470円、TOPIXは26ポイント安の2,746ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は530、下落銘柄数は1,053。出来高は19億9,363万株、売買代金は4兆4,220億円。
日経平均は5日ぶりに反落。米国株安に加え、中国の中央経済工作会議で不動産・インフレ対策が示されず、上海株と香港株が下落したことや、自民党が公明党に配慮して防衛所得税の実施時期の決定先送りで三菱重工などの防衛関連が売られたことも響いた。
日経平均は前場に一時601円安となったが、日銀が来週の決定会合で利上げ見送り観測から一時1ドル=153円の円安となったため後場は下げ幅を縮めた。
エヌビディアが、中国国内の顧客に対して引き続き商品とサービスを提供していくと表明したことを受けて、検査装置のアドバンテストは買われた。
バンダイナムコは新作ゲーム発表を高い。
三井ハイテック(6966)は第3四半期累計が営業減益だったが、ゴールドマン・サックスが業績の底打ちを実感できる決算内容と解説したこともあり、上昇した。
葬儀関連サービスの鎌倉新書は第3四半期累計決算が、通期予想に対して進捗率が低いため売られた。

業種別下落率上位は医薬品、機械、ノンバンク、電機、精密で、上昇は紙パルプ、海運、その他製品。(W)

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