TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反落。電機株主導で安いが、原発関連の東電は急騰。不動産株が小じっかり
速報・市況2022年4月11日

☆[概況/大引け] 反落。電機株主導で安いが、原発関連の東電は急騰。不動産株が小じっかり

大引けの日経平均は164円安の2万6,821円、TOPIXは7ポイント安の1,889ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は601、下落銘柄数は1,189。出来高は11億4,889万株、売買代金は2兆5,014億円。
日経平均は反落。先週末のナスダック反落と本日の香港株・上海株の反落も重しとなった。
東証プライム市場は電機株主導で下落した。安川電機(6506)は第4四半期が会社計画を大きく下回ったことで売られた。
一方、東電が急騰した。日本政府がロシア産石炭の輸入を禁止し、岸田首相が再生可能エネルギーや原子力発電などを活用する考えを示したことで注目された。再生可能エネルギー関連のレノバも高い。
三菱重工はプラント巡回点検防爆ロボットの第2世代機をENEOSと共同開発したことで買われた。原子力発電所向けの遠隔保守技術をベースに開発したという。
その他、インフレ圧力の高まりを受けて、東急不動産など不動産株が小じっかりとなった。

業種別下落率上位は精密、情報通信、電機、サービス、空運で、上昇率上位は電力ガス、水産農林、銀行、鉱業、保険。(W)

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