TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 台湾の加権指数急落で投資家心理が悪化。一時720円安となり大引けは461円安。トヨタは高い
速報・市況2021年5月12日

☆[概況/大引け] 台湾の加権指数急落で投資家心理が悪化。一時720円安となり大引けは461円安。トヨタは高い

大引けの日経平均は461円安の2万8,147円、TOPIXは27ポイント安の1,877ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は349、値下がり銘柄数は1,795。出来高は15億2,939万株、売買代金は3兆4,014億円。
日経平均は反発して始まったが、今晩の米国で発表される4月の消費者物価でインフレが加速しているとFRBによる量的緩和の縮小開始議論が早まると警戒され、買いが続かず続落となった。
そして、台湾の加権指数が急落したことが投資家心理を悪化させ、後場の日経平均は下げ幅を拡大し、一時720円安の2万7,888円となった。
ソフトバンクグループや東京エレクトロンが売られ、海運や鉄鋼、石油、商社の下落率が大きい。
日産自動車は今期最終赤字予想で大幅安となった。
一方、トヨタ(7203)は自社株買いと9月末の株主に対して1対5の株式分割を発表したことで買われた。
シャープは今期2ケタ増益計画で高い。
ポイントサイト運営のセレスは好決算でストップ高となった。
業種別下落率上位は海運、石油、鉄鋼、卸売、機械で、上昇は保険とゴム。(W)

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