大引けの日経平均は40円高の3万3,234円、TOPIXは2ポイント安の2,296ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は764、下落銘柄数は994。出来高は16億8,655万株、売買代金は3兆8,030億円。
1ドル=144円台半ばの円安を受けて、日経平均は11時前に333円高の3万3,527円まで買われたが、四半期末の売りが警戒され、11時以降は失速した。
米国の半導体メーカーのマイクロン・テクノロジーは第4四半期の売上予想の中間値がアナリスト予想をやや上回ったため、日本の半導体関連株に好影響を与えた。
パワーモジュールの需要拡大期待でサンケン電気は上場来高値を更新した。
FRBによるストレステストを全23行が合格したため、米銀株高期待が抱かれ、三菱UFJが買われた。
その他、調整続きだった楽天(4755)が上昇した。
一方、そーせいは大幅3日続落となり、海運株は続落。
円安デメリットで紙パルプと食品も安い。
業種別上昇率上位は銀行、精密、電機、非鉄、輸送用機器で、下落率上位は紙パルプ、食品、海運、ゴム、水産農林。(W)