大引けの日経平均は611円安の3万1,430円、TOPIXは31ポイント安の2,264ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は401、下落銘柄数は1,395。出来高は1億2,346万株、売買代金は3兆1,665億円。
日経平均は大幅安。中東の紛争拡大懸念が収まらず、オランダの半導体製造装置メーカーのASMLの第3四半期の受注が前年同期比71%減の26億ユーロとなり、市場予想の45億ユーロを大幅に下回ったため、東京エレクトロンを始めとした半導体関連が売られたことも響いた。
第一三共(4568)は抗がん剤「エンハーツ」の特許侵害訴訟で敗訴したことで売られた。
一方、キヤノンは「ナノインプリント」と呼ばれる新技術を搭載した半導体製造装置が注目され逆行高となった。
9月の訪日外客数を受けて電鉄株が高い。
中古車販売のIDOMは三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を引き上げた。
業種別下落率上位は精密、医薬品、機械、空運、鉄鋼で、上昇は紙パルプ、陸運。(W)