TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 大引けにかけて若干堅調となった。SHIFTやNTT、オンライン診療関連が買われ、トヨタとセブン&アイ、商社は売られた
速報・市況2022年4月8日

☆[概況/大引け] 大引けにかけて若干堅調となった。SHIFTやNTT、オンライン診療関連が買われ、トヨタとセブン&アイ、商社は売られた

大引けの日経平均は97円高の2万6,985円、TOPIXは3ポイント高の1,896ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は959、下落銘柄数は824。出来高は12億7,096万株、売買代金は3兆1,093億円。
オプションSQ(特別清算指数)算出に絡んだ思惑的な買いにより高寄りしたが、買い一巡後は伸び悩み、前場後半は下落した。
後場は前日終値を挟んだ展開だったが、大引けにかけて若干堅調となった。
ソフトウェアテスト受託のSHIFT(3697)は好決算で急騰し、NTTはTOPIX浮動株比率見直しで、指数構成比が上昇するため、TOPIX連動型ファンドからの資金流入が期待され上昇した。
政府の規制改革推進会議がオンライン診療の利用拡大に向け、厚生労働省を協議すると焙じられたため、エムスリーやメドピアが買われた。
ニコンは自社株買い発表が好感された。
ギフティはゴールドマン・サックス証券が投資判断を新規に「買い」と発表したことで大幅高となった。eギフトの法人市場で圧倒的な主要プレイヤーとして成長すると高評価している。
一方、トヨタは豪裁判所がディーゼル車向けの粒子状物質低減装置(DPF)に欠陥があったと認める判決を出したことで売られた。
セブン&アイは決算がアナリスト予想を下回ったことで下落した。
その他、三菱商事など商社株の調整が続いた。

業種別上昇率上位は精密、情報通信、石油、非鉄、鉄鋼で、下落率上位は輸送用機器、倉庫運輸、ゴム、卸売、空運。(W)

関連記事