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速報・市況2024年11月5日

☆[概況/大引け] 大引けのクロージング・オークションで上げ幅を81円縮めた

大引けの日経平均は421円高の3万8,474円、TOPIXは20ポイント高の2,664ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は984、下落銘柄数は621。出来高は18億9,658万株、売買代金は4兆484億円。
好決算銘柄が買われ、日経平均は反発。サンリオ(8136)やTDK、住友電工が通期業績予想を上方修正し大幅高となった。
取引時間が3時半まで延長されたことに伴い、大引けでクロージング・オークションが導入された。3時25分でいったん取引を止めて、残った注文を大引け取引を行うのがクロージング・オークションだが、これにより本日は大引けで81円ほど上げ幅を縮めた。
オルガノは通期の業績予想と配当予想を上方修正し、ストップ高となった。
FCCは上場20周年記念配当と自社株買いの発表で一時ストップ高となり、ドリームインキュベータは特別配当の発表で急騰した。
その他、ディスコはゴールドマン・サックスやジェフリーズが目標株価を引き上げた。
イビデンは通期予想の下方修正で先週金曜日に売られたが、決算説明会で、PC用CPU向けパッケージで不採算品の受注を控え、PC向けの生産ラインをAI用アクセラレータや同ASIC向けに転用する方針が示されたことで反発した。
反面、三菱重工は通期予想を据え置いたことで売られ、日東紡も通期業績予想を据え置いたため急落した。
DMG森精機は通期予想を下方修正し売られた。

業種別上昇率上位は証券、非鉄、卸売、ノンバンク、金属で、下落率上位はその他製品、空運、サービス、電力ガス、石油。(W)

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