TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 失速。塩野義やTDK、Jパワーは高いが、レーザーテックが売られ、東レは急落
速報・市況2022年2月1日

☆[概況/大引け] 失速。塩野義やTDK、Jパワーは高いが、レーザーテックが売られ、東レは急落

大引けの日経平均は76円高の2万7,078円、TOPIXは0.1ポイント高の1,896ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は914、値下がり銘柄数は1,193。出来高は13億7,398万株、売買代金は3兆4,082億円。
前場は買われたが、半導体関連の一部下落を受け失速した。
海運株は続伸だが本日の高値との比較では上げ幅を縮めた。
塩野義製薬はコロナ経口治療薬を3月までに100万人分を製造し、2022年度は年1,000万人分以上を生産できる体制を整えることで注目された。
TDK(6762)は二次電池事業を手掛ける子会社と、中国の電気自動車向け二次電池大手のCATLとの合弁会社の設立を巡り、各国で独占禁止法上の審査承認を獲得したことが好感され、急騰した。
Jパワーは通期経常予想を増益に変更し急伸。
一方、レーザーテックは下期計画が低いため戻り売りに押された。
東レは家電や自動車部品などに使う樹脂製品の第三者認証で不適切行為があり急落した。
合同製鉄は原料の鉄スクラップの価格急騰により、営業赤字となったことで大幅安。
エンプラスは半導体テスト用ソケットが好調だったが、自動車向けエンプラやTV向けLED用拡散レンズの需要が減少し、10~12月期が営業減益だったことで売られた。
業種別上昇率上位は海運、陸運、情報通信、小売、銀行で、下落率上位は繊維、鉱業、ガラス土石、紙パルプ、非鉄。(W)

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