TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 寄り付きは半導体株が買われたが、銀行株下落が重しとなり、岸田派でもパーティー収入過少記載で値を消した
速報・市況2023年12月12日

☆[概況/大引け] 寄り付きは半導体株が買われたが、銀行株下落が重しとなり、岸田派でもパーティー収入過少記載で値を消した

大引けの日経平均は51円高の3万2,843円、TOPIXは5ポイント安の2,353ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は566、下落銘柄数は1,050。出来高は15億271万株、売買代金は3兆4,007億円。
米国半導体株指数の上昇を受け、寄り付きに半導体関連が買われたため日経平均は取引開始早々に380円高の3万3,172円となった。
しかし、日銀が来週18日~19日の金融政策決定会合でマイナス金利など撤廃を急がないと報じられたため銀行が売られたことが重しなり、上げ幅を縮小した。
加えて、岸田派でもパーティー収入の過少記載と報じられため値を消した。
半導体関連株の中で、SCREENは来年2月に実施されるMSCI指数の定期見直しで、採用期待が寄せられたことも寄与した。
良品計画は11月度の中国売上増を好感した。
反面、東電は反落し、学情は8~10月期が減益だったため下落した。
インフロニア(5076)は日本風力開発を買収する方針を固めたと報じられ、高寄りしたが、財務負担が警戒され、その後は売りに押された。

業種別上昇率上位は電機、非鉄、小売、証券、ノンバンクで、下落率上位は電力ガス、銀行、鉱業、輸送用機器、繊維。(W)

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