TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 小反落。Go To トラベル一時停止でANAやOLCが売られ、神戸物産は今期予想がアナリスト予想を下回り下落。川崎重工は6日続伸。日本金属ストップ高
速報・市況2020年12月15日

☆[概況/大引け] 小反落。Go To トラベル一時停止でANAやOLCが売られ、神戸物産は今期予想がアナリスト予想を下回り下落。川崎重工は6日続伸。日本金属ストップ高

大引けの日経平均は26,687.84円の44.60円安、TOPIXは1,782.05ポイントの8.47ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は894、値下がり銘柄数は1,177。出来高は11億1,825万株、売買代金は2兆2,219億円。
日経平均は小反落。
Go To トラベルの一時停止を受け、本日が公募株の受け渡し日だったANAは大幅安となり、オリエンタルランドが売られた。
Go To イートが11都道府県でプレミアム食事券の発行を一時停止することも影響し、アサヒグループも安い。
神戸物産は今期の利益計画がアナリスト予想を下回ったことで下落した。
一方、川崎重工は水素関連に加えて、手術支援ロボットの量産を開始したことも支援材料となり、6日続伸となった。
三菱重工とIHIも好調を持続した。
日本金属(5491)はマグネシウム合金二次電池負極用新合金のサンプルを試験提供すると発表し、ストップ高となった。マグネシウム合金二次電池は、体積あたりの容量が大きく、リチウムやコバルトに代表される資源枯渇問題が無い。その他、リチウムイオン電池で問題となっている発火の危険性が低いなどの特徴がある。
トリケミカルは来年1月末に1対4の株式分割を実施すると発表し反発した。
業種別下落率上位は空運、保険、鉄鋼、電力ガス、ゴムで、上昇は紙パルプ、ガラス土石、非鉄、精密、石油。

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