大引けの日経平均は57円安の2万7,584円、TOPIXは9ポイント安の1,921ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は473、値下がり銘柄数は1,648。出来高は10億7,402万株、売買代金は2兆4,380億円。
日経平均は小幅続落。
中国政策リスクからゲーム関連の任天堂とソニーグループが敬遠された。
日本郵船は通期の業績予想と配当予想を大幅に上方修正したことで買われたが、商船三井と日本郵船が500円増配を発表する中で、川崎汽船は業績上方修正だけで増配には触れなかったため、下落した。
トヨタは第1四半期が好決算だったが、通期予想を据え置いたため小幅安。
日本製鉄は業績上方修正で朝方急騰したが、買い一巡後、上げ幅を縮めた。
ダイキン工業(6367)はエアコン販売が好調で、通期業績予想を上方修正したことで買われた。なお、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では会社計画の上方修正は第1四半期の上ぶれのみを反映しており、依然、保守的と指摘している。
ZHDはLINE広告が好調で、決算がアナリスト予想を上回ったことが好感され大幅高となった。
業種別下落率上位は非鉄、卸売、その他製品、医薬品、建設で、上昇率上位は鉱業、海運、水産農林、鉄鋼、石油。(W)