TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 後半は下落。三菱重工とソフトバンクGは伸び悩んだ。海運が続落。首相指示で水道管関連は高い
速報・市況2024年7月8日

☆[概況/大引け] 後半は下落。三菱重工とソフトバンクGは伸び悩んだ。海運が続落。首相指示で水道管関連は高い

大引けの日経平均は131円安の4万780円、TOPIXは16ポイント安の2,867ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は493、下落銘柄数は1,099。出来高は16億6,158万株、売買代金は3兆9,025億円。
日経平均は一時取引時間中の最高値を更新したが伸び悩み、後半は下落した。
太陽誘電やSMC、ダイキン工業が買われたが、三菱重工とソフトバンクGは伸び悩んだ。
三井松島は業績上方修正で、ジンズは6月既存店販売で大幅高となった。
栗本鉄工(5602)は首相が「水道管耐震化」全国緊急点検を指示へと報じられ人気を博した。東証スタンダード市場では日本鋳鉄管がストップ高となった。
一方、大手海運株は野村証券がコンテナ船運賃の上昇を業績予想に反映し、目標株価を引き上げたが、株価は続落となった。
海運株は、トランプ再選の場合の関税引き上げに備え、駆け込み需要という思惑で先週に買われていた分、利食い売りに押された。
安川電機が第1四半期の減益決算で売られ、日立やNECが安い。
JFEや日本製鉄など鉄鋼株も下落した。

業種別下落率上位は海運、電力ガス、鉄鋼、保険、銀行で、上昇率上位は倉庫運輸、精密、医薬品、食品、繊維。(W)

関連記事