TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 後場はもみ合い水準に戻した。アドバンテストは安いが、ソニーG、キヤノン、自動車部品が高い
速報・市況2023年4月27日

☆[概況/大引け] 後場はもみ合い水準に戻した。アドバンテストは安いが、ソニーG、キヤノン、自動車部品が高い

大引けの日経平均は41円高の2万8,457円、TOPIXは8ポイント高の2,032ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,037、下落銘柄数は713。出来高は11億9,652万株、売買代金は3兆66億円。
日経平均は朝方に付けた174円安の2万8,241円を安値に下げ幅を縮め、後場はもみ合い水準に戻した。
アドバンテストは今期減益予想で大幅安となり、野村HDは第4四半期の純利益が第3四半期比89%減で売られ、年初来安値を更新した。
39都府県が6月末で国内旅行割引終了のため、藤田観光など旅行関連が安い。
一方、英競争・市場庁が米マイクロソフトによる米ゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザードの買収計画を認めないと発表したことで、ソニーグループは買われた。
キヤノンは業績予想の上方修正を好感。
デンソーは2ケタ増益継続の計画で買われ、愛三工業(7283)は自社株買いの発表と配当増額が歓迎され、東海理化は前期実績が大幅増益だったため値を飛ばした。
本日は自動車関連株の上昇が目立ったが、大和証券では2月調査の法人企業景気予測調査では、今年度の増収計画は自動車関連が突出して高かったため、自動車部品株に注目しており、米銀破綻の影響が限定的なら自動車生産復調が期待できると解説している。

業種別上昇率上位は銀行、輸送用機器、鉄鋼、ゴム、電機で、下落率上位は証券、空運、倉庫運輸、陸運、海運。(W)

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