大引けの日経平均は285円高の3万2,619円、TOPIXは18ポイント高の2,332ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,244、下落銘柄数は514。出来高は16億6,428万株、売買代金は4兆2,191億円。
月末のリバランスの可能性が意識され、後場は上げ幅を拡大し、一時、3万2,700円に接近した。
トヨタは今年の世界生産を約1,020万台の計画と報じられ買われた。
三菱商事はBofA証券による投資判断引き上げが好感された。
ソシオネクストなどの半導体関連と電鉄株やオリエンタルランドといったインバウンド関連も物色された。
ダイコク電機がストップ高となり、牧野フライスは三菱UFJモルガン・スタンレー証券による投資判断の引き上げで注目された。
一方、三菱製紙はボイラーの爆発事故で売られた。
製造業派遣のUTグループ(2146)は若山社長が、2025年3月期を最終年度とした中期経営計画について、半年から1年程度、達成に遅れが出る可能性を述べたため足踏みとなった。
業種別上昇率上位は輸送用機器、サービス、陸運、空運、卸売で、下落は証券、銀行、鉱業。(W)