大引けの日経平均は327円高の2万8,542円、TOPIXは14ポイント高の1,980ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,259、下落銘柄数は488。出来高は9億2,587万株、売買代金は2兆1,699億円。
日経平均は3日続伸。
政府が10月までに1日あたりの入国者数の上限撤廃方向と報じられ、ANAやJR東日本やエアトリ、三越伊勢丹、資生堂などのインバウンド関連が買われた。
ソフトバンクグループやメルカリ、HOYA、エムスリーも高い。
日医工(4541)は医薬品メーカー1社と投資ファンド6社の計7社が支援の意向と報じられストップ高となった。
その他、gumiは6四半期ぶりの営業黒字転換で、鎌倉新書は5~7月期が60%営業増益でそれぞれストップ高となった。
一方、海運株は戻り売りに押され、防衛関連の三菱重工も安い。
鳥貴族は前期に復配し、今期は3期ぶりに営業黒字転換の見通しを発表したため、寄り付きは買われたが、割高という見方で売られた。
業種別上昇率上位は陸運、空運、精密、小売、不動産で、下落率上位は鉱業、電力ガス、海運、水産農林、石油。(W)