大引けの日経平均は119円高の3万9,395円、TOPIXは1ポイント高の2,742ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は968、下落銘柄数は611。出来高は18億4,236万株、売買代金は4兆2,150億円。
米国株主要3指数の最高値更新を受け日経平均は高寄りしたが週末の米雇用統計発表を控え、伸び悩んだ。
フジクラはモルガン・スタンレーによる目標株価引き上げを好感。大手電線3社の目標株価を引き上げたが、特にデータセンター向けに光コンポーネント、光デバイスが好調なフジクラの投資判断「Overweight」を再強調したいと解説した。
米軍はミサイルの発射を繰り返す北朝鮮などに対応するため、横田基地に宇宙空間を担う新たな部隊、在日アメリカ宇宙軍を設置し、4日に発足式が行われた。
宇宙状況把握(SSA)システムは米国のロッキードマーチンやL3ハリス・テクノロジーズなどが手掛けているが、日本の川崎重工(7012)は宇宙ごみ(デブリ)捕獲システム超小型実証衛星の開発に取り組んでいるため、宇宙関連として買われた。
デンマーク製薬大手ノボノルディスクのインド部門が肥満症治療薬の早期発売を要請したことに触発され、肥満症治療薬の精製用シリカゲルの大阪ソーダが大幅高となった。
トランプ次期米大統領が証券取引委員会(SEC)委員長に暗号資産推進派のポール・アトキンス氏を指名すると発表したため、ビットコインが10万ドルを突破した。
セレスは傘下のマーキュリーが暗号資産取引サービス「コイントレード」を手掛けているのと、ビットバンクにも出資しているため、ビットコイン関連として買われ大幅高となった。
一方、レーザーテックは大和証券が2025年6月期の受注高はマイナス成長を予想し、目標株価を下げたため下落した。
業種別上昇率上位は証券、サービス、非鉄、その他製品、保険で、下落率上位は海運、電力ガス、卸売、医薬品、繊維。(W)