大引けの日経平均は93円安の3万7,751円、TOPIXは12ポイント高の2,795ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,067、下落銘柄数は508。出来高は18億4,602万株、売買代金は4兆3,820億円。
商社が続伸となり、バフェット効果により他の海外投資家からの買いも増えるという期待で日経平均は前場に283円高となった。
前引け前に日銀金融政策決定会合が現状維持を発表したことも寄与した。
しかし、ロシアが米国からの停戦案の全面合意を見送ったことや、米国FOMCを控え、様子見姿勢から後場は失速し、大引けで下落した。TOPIXも上げ幅を縮めたが上昇は維持した。
昨年12月時点のFOMCメンバーによる政策金利予測では、2025年に利下げは2回という見方が多かった。
これが、今回はどのようになるかが注目されているが、格付け会社のフィッチは今年の利下げ回数を1回と予想した。
米国でエヌビディアが売られたため、アドバンテストとフジクラは安い。
メルカリはジェフリーズが投資判断を引き下げた。
一方、三菱重工とIHI、トヨタ、三菱商事が買われた。
愛知製鋼(5482)と大末建設が大幅高。
業種別下落率上位は非鉄、情報通信、精密、電機、小売で、上昇率上位は卸売、電力ガス、その他製品、輸送用機器、空運。(W)