大引けの日経平均は39円高の2万8,149円、TOPIXは0.09ポイント安の1,981ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,007、値下がり銘柄数は1,068。出来高は11億8,685万株、売買代金は3兆581億円。
昨日まで8連騰となっていたことから高値警戒感で利益確定の売りでマイナス圏となっていたが、底堅く推移しプラス圏に浮上。2019年9月以来の9連騰となった。一時122円台まで円安が進行。円安メリットで任天堂が高く、塩野義製薬がコロナ経口治療薬への期待から急騰し日経平均の上昇に寄与。対してリオープン期待から買われていたOLCは大幅反落。ソフトバンクGは日経平均の下げに寄与となった。
日経平均のチャートは昨日までの上昇で、チャート形状も好転。昨日の陽線で「並び赤」と言われる強い基調を示唆している。寄付きで達成した200日移動平均線(2万8,274円)乗せは大引けでは維持できず。業種別上昇率上位は海運、水産・農林業、その他製品、医薬品で、下落率上位は保険、紙・パルプ、情報・通信、その他金融