大引けの日経平均は111円高の2万7,914円、TOPIXは5ポイント高の1,955ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,014、下落銘柄数は712。出来高は9億9,386万株、売買代金は2兆6,252億円。
日経平均は7日続伸。
海運大手3社が通期の業績予想を上方修正したため、株主還元も期待されにぎわった。川崎汽船(9107)が売買代金トップで急騰。
米国で来週26日~27日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)で、利上げ幅は1%という見方が後退し、0.75%の利上げ見通しに戻っている。グロース株に有利という見方から、キーエンスや東京エレクトロン、リクルートが物色された。
JIAは通期の純利益予想を上方修正したことで急騰した。
デジタルクリエイター関連のメンバーズはいちよし経済研究所がレーティングを新規に「A」と発表したため注目された。
一方、日本電産と塩野義製薬、東京海上は続落となり、東電とレノバ、大阪チタニウムも売られた。
業種別上昇率上位は海運、サービス、不動産、電機、ノンバンクで、下落率上位は電力ガス、空運、石油、医薬品、鉱業。(W)