大引けの日経平均は17,002.04円の429.01円安、TOPIXは1,236.34ポイントの25.36ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,019、値下がり銘柄数は1,098。出来高は23億4,569万株、売買代金は3兆3,191億円。
FRBが3日の緊急利下げ0.5%に続き、15日も1%の緊急利下げを発表したが、新型コロナウイルスには利下げは効かないという見方で、時間外取引のNYダウ先物が大幅安となり、日経平均も連れ安した。
日銀も18~19日の金融政策決定会合を本日開催し、ETFの買入れについて、当面年間約12兆円に相当するペースを上限と発表したことで、日経平均は一時354円高となった。
しかし、脚注で原則な買入れ方針は引き続き年間約6兆円としていたことで、買入れ増額は持続しないという見方から売られ、朝方よりも調整が深くなった。
ソニーや東京エレクトロン、TDKなどの電機株の下落率大きい。
その他、ソニーフィナンシャルなどの保険株やスズキやデンソーといった自動車関連株、長谷工や積水ハウスなどの建設株も売られた。
クラボウと前田道路は大幅反落。
一方、KDDIが買われ、日本航空が反発した。
ACCESS(4813)は今期の利益見通しでストップ高となった。
業種別下落率上位はゴム、輸送用機器、電機、保険、ガラス土石で、上昇率上位は空運、証券、水産農林、陸運、銀行。