大引けの日経平均は289円安の2万8,860円、TOPIXは24ポイント安の1,922ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は420、値下がり銘柄数は1,712。出来高は10億2,073万株、売買代金は2兆2,415億円。
ポジション調整の影響で、月末の日経平均下落は昨年9月以降、9カ月連続の現象。
ソフトバンクグループやソニーグループ、三菱UFJが売られ、ルネサスは公募増資の発表で下落した。
その他、三井不動産や住友不動産が軟調で、景気敏感株の日本製鉄やNTNも安い。
こうした中、EUV露光用フォトマスク(半導体回路の原版)の欠陥検査装置でシェア100%のレーザーテック(6920)は上場来高値を更新した。
ファーマフーズは「ニューモ育毛剤」を中国とベトナムで販売すると発表し買われた。
アステラスは26日に発表した中期経営計画で、時価総額を2025年度に現在比2.2倍の7兆円にする目標を掲げたことで注目されている。
業種別下落率上位は不動産、銀行、機械、鉄鋼、ガラス土石で、上昇は海運。(W)