大引けの日経平均は324円高の3万5,901円、TOPIXは30ポイント高の2,524ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,301、下落銘柄数は321。出来高は15億5,966万株、売買代金は4兆143億円。
日経平均は6日続伸で一時3万6000円に乗せた。
本日、東証が資本効率改善に向けた事業計画を提出した企業のリストを公表するため、掲載されていない企業への努力圧力が高まることが期待された。
コンテナ船運賃の大幅高を受け海運株が買われた。相場上昇を受け大和証券(8601)など証券株も高い。
政府クラウド関連のさくらインターネットは連日の高騰。
電力株が高い。1月に10社中5社(北海道、東京、中部、九州、沖縄)が値上げを行うが、政府の家庭向け電気料金の補助金終了で6月以降に全社で値上げの可能性が意識されている。
一方、ベイカレント・コンサルティングは決算がアナリスト予想を下回り大幅安となり、SHIFTは第1四半期の営業利益が横這いでストップ安となった。

業種別上昇率上位は海運、証券、電力ガス、鉱業、銀行で、下落は空運。（W）