TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 株主還元と好決算銘柄、中国訪日団体旅行解禁、円安が寄与
速報・市況2023年8月10日

☆[概況/大引け] 株主還元と好決算銘柄、中国訪日団体旅行解禁、円安が寄与

大引けの日経平均は269円高の3万2,473円、TOPIXは20ポイント高の2,303ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,341、下落銘柄数は441。出来高は16億5,395万株、売買代金は4兆1,415億円。
米国株続落を受けて、日経平均は安寄りしたが、株主還元銘柄と好決算銘柄に加えて、中国の訪日団体旅行解禁や、米国の7月消費者物価発表を控え、1ドル=144円の円安となったことを支えに反発を強めた。
INPEXは自社株買いが想定以上で急騰し、ホンダは1対3の株式分割を好感された。
コカコーラボトラーズジャパンは4~6月期が黒字化し大幅高となった。
日本板硝子は第1四半期が大幅増益でストップ高。
ぴあ(4337)は、人気アーチストの全国ツアーや来日公演、大規模フェス、プロスポーツの国際大会などのチケット販売が好調で、第1四半期の営業利益が最高益となり、通期の営業利益計画に対して75%の進捗率となったため、急騰した。
一方、ソニーグループとオリンパスは減益決算で売られた。
米国の対中投資規制を受け、レーザーテックなど半導体関連も安い。

業種別上昇率上位は鉱業、石油、紙パルプ、不動産、輸送用機器で、下落は精密、電機、鉄鋼。(W)

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