TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 株主還元発表企業と好決算銘柄が買われ下げ渋った。TOPIXは小幅ながら5日続伸。
速報・市況2023年2月9日

☆[概況/大引け] 株主還元発表企業と好決算銘柄が買われ下げ渋った。TOPIXは小幅ながら5日続伸。

大引けの日経平均は22円安の2万7,584円、TOPIXは1ポイント高の1,985ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は980、下落銘柄数は761。出来高は10億4,373万株、売買代金は2兆5,791億円。
米国株反落を受け日経平均は続落で始まったが、株主還元を発表した銘柄や好決算銘柄が買われたことで下げ幅を縮めた。TOPIXは小幅ながら5日続伸。
メルカリや東京エレクトロン、東芝が反落し、富士フイルムは成長が期待されているヘルスケア事業が下振れしたことで売られた。
一方、AGCは自社株買いの規模が大きく、住友鉱山は配当予想の増額が好感された。
芝浦メカトロニクスは業績上方修正で急騰し、セガサミーは業績上方修正で高い。
NTTデータ(9613)は決算がアナリスト予想を上回ったことで上昇した。
その他、帝人は通期予想を下方修正したが、「収益性改善に向けた改革」を発表したことで買われた。

業種別上昇率上位は繊維、ガラス土石、非鉄、その他製品、鉄鋼で、下落率上位は電力ガス、ゴム、陸運、食品、小売。(W)

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