大引けの日経平均は6円高の3万5,624円、TOPIXは3ポイント高の2,661ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は676、下落銘柄数は902。出来高は17億5,492万株、売買代金は4兆669億円。
NYダウ反発を受けて買い先行で始まったが、トランプ政権が4月2日に相互関税を発表する予定であることや、国内機関投資家のよる期初の益出しの売りで伸び悩んだ。
フジメディアは調査報告書が発表されガバナンス(企業統治)改善期待で買われた。
野村総研(4307)は月刊誌『選択』にNTTデータが触手という記事が掲載され買われた。
米FDA(食品医薬品局)のワクチン責任者が辞任に追い込まれたため米国ではモデルナが売られたが、米国製薬株の回避で第一三共は高い。
半面、アドバンテストとフジクラが売られた。
コメの高騰に加え、4月に4,225品目の食品が値上げされるため、日銀は追加利上げを行いにくいという見方から銀行株が安い。
業種別上昇率上位は医薬品、電力ガス、鉱業、その他製品、不動産で、下落率上位は非鉄、精密、銀行、紙パルプ、機械。(W)