TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米エヌビディアがアナリスト予想を上回る見通しと1対10の株式分割を発表し時間外取引で最高値。日経平均は半導体関連主導の上げ
速報・市況2024年5月23日

☆[概況/大引け] 米エヌビディアがアナリスト予想を上回る見通しと1対10の株式分割を発表し時間外取引で最高値。日経平均は半導体関連主導の上げ

大引けの日経平均は486円高の3万9,103円、TOPIXは17ポイント高の2,754ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は866、下落銘柄数は723。出来高は15億6,422万株、売買代金は4兆4,084億円。
米国でエヌビディアの第1四半期の売上高が前年同期比3.6倍となり、第2四半期の売上高見通しも同2倍で共にアナリスト予想を上回り、AI向け半導体の需要の強さを改めて示した。
増配と1株を10株にする株式分割も発表したため、エヌビディアは時間外取引で1,000ドルに乗せ、3月に付けた最高値を上回った。
日本でも半導体関連とAI関連のソフトバンクグループが買われ、レーザーテックとディスコ、TOWA、フジクラが上場来高値を更新した。フジクラはハイパースケール(巨大な)データセンター向けに高密度光ファイバーケーブルを供給している。
帝人(3401)はアクティビスト(物言う株主)のオアシス系ファンドが第7位株主となっていたため、株主還元圧力への期待で急騰した。
反面、三菱地所と住友鉱山が売られ、GMOやダイフクが安い。

業種別上昇率上位は電機、機械、繊維、保険、精密で、下落率上位は石油、鉱業、非鉄、不動産、その他製品。(W)

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