TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米エヌビディアの決算発表を控え下落。MS&ADが急騰したが、SOMPOは下落
速報・市況2024年5月21日

☆[概況/大引け] 米エヌビディアの決算発表を控え下落。MS&ADが急騰したが、SOMPOは下落

大引けの日経平均は122円安の3万8,946円、TOPIXは8ポイント安の2,759ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は576、下落銘柄数は1,006。出来高は15億7,678万株、売買代金は3兆9,173億円。
ナスダックの最高値更新を受け、日経平均は朝方買われたが、22日の米エヌビディアの決算発表を控え、上げ幅を縮め、後場は下落した。
不動産株や銀行株、証券株が売られ、ダイキンやロームといったグロース株も安い。
損保大手3社は自社株買いを発表し、規模が大きかったMS&ADが急騰したが、SOMPOは今期減益予想だったため下落した。
生成AIの急速な普及に伴い、大量に電力を消費するデータセンターの建設などが相次いでいて、電力需要が増加しているため、北海道電力や東京電力が買われた。
太陽光や風力発電が盛んな北海道や東北、九州などと、電力の消費地である東京や大阪などをつなぐ送電網の増強が計画されているため、2020年にスイスの重電大手ABBからパワーグリッド(送配電)事業を買収し、現在は日立エナジーとして高圧直流送電の事業を展開している日立(6501)も物色された。
あみやき亭は1対3の株式分割が好感された。

業種別下落率上位は不動産、証券、精密、ノンバンク、機械で、上昇率上位は保険、電力ガス、石油、卸売、海運。(W)

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