大引けの日経平均は28,779.19円の437.24円高、TOPIXは1,890.95ポイントの25.83ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,548、値下がり銘柄数は563。出来高は15億3,727万株、売買代金は3兆1,898億円。
米国景気見通しの改善期待を背景に、米国雇用統計発表前だが、日経平均は反発を強めた。
ソニーが好調継続で、ソフトバンクグループも高い。
その他、トヨタや日産などの自動車株も買われ、マツダ(7261)は通期赤字予想を収支均衡に上方修正したためストップ高となった。
また、赤羽国土交通大臣が観光事業者に対して新たな支援策を検討と述べたため、HISが買われ、日本航空とJR東海も高い。
アルミ圧延メーカーのUACJは減益幅縮小見通しで急騰した。
リコーは10~12月期が大幅減益だったが、赤字を回避したことで買われた。
半面、エムスリーと村田製作、レーザーテックは続落となり、イビデンは業績予想を上方修正したが下落した。
古河電工は自動車需要の回復と北米光ケーブルの販売量拡大で追い風を受けると期待されていたが、通期営業利益計画が小幅な増額修正に留まったことが失望され、大幅安となった。
業種別上昇率上位は空運、水産農林、陸運、鉄鋼、金属で、下落は海運と化学。