大引けの日経平均は853円高の2万7,090円、TOPIXは43ポイント高の1,898ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,751、下落銘柄数は61。出来高は13億1,931万株、売買代金は3兆2,061億円。
米国で9月の消費者物価が予想を上回り、米国株は安寄りしたが、英政府が減税政策を大幅に修正検討報道で英国金利が低下し、米国債利回りの上昇が一服したため、米国株は大幅高となった。
東証プライム市場は全面高。日経平均も急騰したが、25日移動平均線が2万7,169円で上値抵抗線となった。
ファーストリテイリング(9983)は今期も2ケタ営業増益予想で買われ、ソニーグループは自動運転の電気自動車構想で買われた。
エーザイは野村証券が目標株価を引き上げた。
1ドル=147円台の円安でHOYAや三菱自動車が高い。商社株も強張った。
下落した銘柄は非常に乏しかったが、大黒天物産は大幅減益で急落し、S-
FOODSは6~8月期が、ホギメディカルは7~9月期がそれぞれ営業減益だったため大幅安となった。
業種別上昇率上位は精密、医薬品、ノンバンク、卸売、電機で、下落業種はなし。(W)