大引けの日経平均は758円高の3万2,708円、TOPIXは38ポイント高の2,360ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,260、下落銘柄数は372。出来高は20億4,476万株、売買代金は5兆1,756億円。
先週末の米国で雇用統計の鈍化による長期金利低下を受け、週明けの日本の長期金利も低下したため、日経平均は一時816円高の3万2,766円となった。
三菱重工は好決算で買われ、アドバンテストとルネサスエレクが高い。
KDDIは第1四半期の減益から第2四半期が増益転換となり上昇した。
SWCC(旧・昭和電線)は業績上方修正と自社株買いの発表で急騰した。
日東紡は上期32%営業減益だったが、通期予想を上方修正しため値を飛ばした。
ダイヘン(6622)は上期営業減益だったが、計画を超過したことでストップ高となった。
反面、海運株が売られ、金利低下で銀行株も安い。
キャリアリンクは業績下方修正で大幅安となった。
江崎グリコは通期予想を上方修正したが、来期は猛暑の反動、原材料高(円安、カカオ、砂糖価格の上昇)などが警戒され、好材料出尽くし感から売られた。
業種別上昇率上位は非鉄、機械、輸送用機器、電機、サービスで、下落率上位は海運、水産農林、銀行、倉庫運輸、医薬品。(W)