TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米景気後退懸念とプーチン発言が響いたが、香港株反発で下げ幅縮小
速報・市況2022年12月8日

☆[概況/大引け] 米景気後退懸念とプーチン発言が響いたが、香港株反発で下げ幅縮小

大引けの日経平均は111円安の2万7,574円、TOPIXは6ポイント安の1,941ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は630、下落銘柄数は1,097。出来高は10億9,111万株、売買代金は2兆6,996億円。
日経平均は続落。米国の利上げ長期化による景気後退への懸念が続き、プーチン大統領が核戦争に言及したことも響いた。
ただ、中国のゼロコロナ政策の緩和で香港株が反発したため後場は下げ幅を縮めた。
米ハイテク株安でレーザーテックとソニーグループが売られ、米国金利低下で銀行株も安い。
シュッピンは月次の増収率の鈍化で急落した。
ソフトバンクグループはMBO(経営陣が参加する企業買収)の期待で上昇。
その他、三井物産と第一三共が高く、中国関連の良品計画が買われた。
AZ-COM丸和(9090)が上昇。いちよし経済研究所は業績予想を上方修正した。マツキヨココカラやアマゾンを中心に、顧客に対する強いコミットが奏功し受託領域を拡大すると解説。

業種別下落率上位は電機、鉱業、電力ガス、その他製品、ノンバンクで、上昇率上位は海運、医薬品、卸売、金属、食品。(W)

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