大引けの日経平均は19,638.81円の595.41円高、TOPIXは1,433.51ポイントの27.60ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,649、値下がり銘柄数は465。出来高は13億689万株、売買代金は2兆2,679億円。
トランプ大統領が経済活動の再開計画が完成に近いと述べたことや中国で3月の輸入が人民元建てで前年同月比2.4%増となったことが好感された。
米国の経済活動の再開期待で、トヨタ(7203)を始めとした自動車株が買われ、海運株や鉄鋼株や非鉄株も上昇した。安川電機やアドバンテスト、太陽誘電も高い。
その他、内需株も物色され、増益見通しのファミリーマートと株式分割を発表したコスモス薬品が属する小売株と、ぴあやUTグループが急反発し上昇を牽引したサービス株の動きが目を引いた。
ソフトバンクグループは赤字見通しで朝方売られたが、売り一巡後に切り返した。
一方、清水建設が緊急事態宣言地域での工事中断を発表したため、熊谷組や大成建設など他の建設株も売られた。
業種別上昇率上位は小売、海運、サービス、輸送用機器、非鉄で、下落は空運、建設。