大引けの日経平均は90円高の3万9,688円、TOPIXは8ポイント高の2,726ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,118、下落銘柄数は490。出来高は22億2,578万株、売買代金は6兆3,949億円。
日経平均は一時4万円に接近したが、米国雇用統計の発表を控えていることやバイデン大統領が一般教書演説で大企業と富裕層への課税強化を訴えたことを受けて上げ幅を縮めた。
日銀のマイナス金利政策解除観測で銀行株が続伸となり、株主還元期待で建設株が高い。
ソースネクストは子会社ポケトークが2025年に株式上場と報じられストップ高となった。
サイボウズ(4776)は株主総会の招集通知に記載されている大株主の状況で、著名投資家の井村俊哉氏の保有株式数が、四季報新春号と比べて増加していたため急伸した。
医療施設型ホスピス「医心館」を運営しているアンビスは、みずほ証券が投資判断を「中立」→「買い」に引き上げた。末期がん患者向けホスピスの潜在市場規模は現状の3~4倍程度は存在し、今後の報酬改定による収益性低下を加味してもホスピス事業のみで営業利益が2~3倍程度に拡大するポテンシャルがあると紹介した。
一方、京成電鉄がオリエンタルランドを1%売却すると報じられ、共に下落した。
業種別上昇率上位は建設、銀行、電力ガス、鉄鋼、保険で、下落率上位は陸運、空運、輸送用機器、海運、ゴム。(W)