大引けの日経平均は33円高の3万2,192円、TOPIXは6ポイント高の2,274ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,045、下落銘柄数は707。出来高は15億8,609万株、売買代金は3兆7,196億円。
米国雇用統計の発表を控えもみ合いとなった。
海運株は続伸し、三菱重工(7011)は好決算で大幅高。
Zホールディングスは第1四半期決算で経費効率化と選択と集中が進展したことを受けて大幅高となった。ヤフーとLINEの統合後の下期にはLINE顧客に対し販促を強化することも期待要因。
アルミ圧延メーカーのUACJは、在庫評価影響除いた実力ベースの営業利益が増益となり急騰した。
日東紡はデータセンター向けサーバー用スペシャルガラスの販売回復で通期予想を上方修正しストップ高となった。
品川リフラクトリーズは9月末に株主に対して1対5の株式分割を発表し、ストップ高。
反面、任天堂は第1四半期が好決算だったが通期予想を据え置いたことで売られた。
その他、レーザーテックやソシオネクスト、イビデンなどの半導体関連が売られた。
ネットワンシステムズは第1四半期の4割営業減益と受注減で急落した。
業種別上昇率上位は海運、水産農林、保険、鉱業、銀行で、下落率上位は繊維、その他製品、ゴム、紙パルプ、医薬品。(W)