TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 終値は保ち合いに。ソシオネクストが急騰
速報・市況2023年10月18日

☆[概況/大引け] 終値は保ち合いに。ソシオネクストが急騰

大引けの日経平均は1円高の3万2,042円、TOPIXは3ポイント高の2,295ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,184、下落銘柄数は583。出来高は12億6,170万株、売買代金は3兆3,556億円。
バイデン米大統領がイスラエルは訪問するが、ヨルダン訪問は延期となり、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長との協議は対面ではなく電話で行う。
成果を得られるか不透明という見方から、日経平均は反落して始まった。
中国の経済指標が市場予想を上回った結果、景気テコ入れ策の後退観測で香港株と上海株が下落したため、後場寄りの日経平均は前引けに比べて下げ幅を広げた。
しかし、半導体関連が買われ、日経平均は一時、小幅高に転じた。
ソシオネクスト(6526)はアームおよびTSMCとの協業を発表し急騰した。
労働団体の連合が来年の春闘で5%賃上げ要求方針から、実現すれば、日銀のマイナス金利政策が解除されるとの見方で銀行株が物色された。しかし、今年の春闘も5%の賃上げを要求したが、結果は3.58%だったため、銀行株は朝方に比べると上げ幅を縮めた。
一方、長期金利上昇で不動産株は小反落となった。
京成は英ファンドがオリエンタルランド株の売却提案で買われた。
第一三共が肺がん治療候補薬の臨床試験結果が物足りないという見方で売られた。

業種別上昇率上位は鉱業、陸運、銀行、石油、保険で、下落率上位は医薬品、ガラス土石、非鉄、紙パルプ、海運。(W)

関連記事