TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 終盤、日経平均は小幅高。半導体関連が小幅高に
速報・市況2024年7月30日

☆[概況/大引け] 終盤、日経平均は小幅高。半導体関連が小幅高に

大引けの日経平均は57円高の3万8,525円、TOPIXは5ポイント安の2,754ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は446、下落銘柄数は1,164。出来高は17億2,678万株、売買代金は4兆1,668億円。
7月30日と31日は日銀金融政策決定会合と米国FOMCが開催されるため、様子見姿勢となり、前場の日経平均は反落した。
ただ、日銀は利上げ見送りという予想もあり、後場は戻り歩調となり、終盤小幅高となった。TOPIXは小幅安だが、東京エレクやレーザーテック、アドバンテストなど半導体関連が小幅高となり、日経平均も小幅高に。
ファナックは業績上方修正が好感された。
九電工とツガミは第1四半期が大幅増益で急騰した。
パソナグループ(2168)はアクティビスト(物言う株主)のオアシス・マネジメントが5.02%を保有していることが判明した。パソナグループは福利厚生代行のベネフィット・ワンを第一生命に5月に売却したため、売却益に対して、株主還元圧力が掛かるという思惑で値を飛ばした。
一方、日銀による利上げ見送り予想で銀行が売られた。
楽天は金融子会社の再編時期延期で下落した。
コマツは北米の需要減少を警戒。
その他、さくらインターネットが大幅安となった。

業種別上昇率上位は不動産、海運、輸送用機器、サービス、電機で、下落率上位は鉱業、銀行、紙パルプ、繊維、金属。(W)

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