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速報・市況2025年3月12日

☆[概況/大引け] 終盤は伸び悩み

大引けの日経平均は25円高の3万6,819円、TOPIXは24ポイント高の2,694ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,156、下落銘柄数は430。出来高は18億8,712万株、売買代金は4兆4,630億円。
ウクライナ停戦案は好感されたが、関税警戒と今晩の米国で2月の消費者物価が発表されるため、上値が抑制され、小幅高で取引を終えた。
中谷防衛相が春にインドを訪問するが、対中包囲網の狙いから三菱重工などの防衛関連が高い。
三菱電機は防衛事業説明会の開催で買われた。センサーから迎撃ミサイルまで、国産による統合防空ミサイル防衛能力に貢献できる唯一の企業と謳っている。
銀行株は金利上昇やモルガン・スタンレーMUFG証券による強気スタンス継続が好感された。
楽天銀行はモルガン・スタンレーMUFG証券が調査対象の銀行の中では金利感応度が最も高いと紹介し、投資判断を「Overweight」に引き上げた。
ペプチドリーム(4587)はSBI証券が目標株価を引き上げ、シティグループ証券からはバイオテクセクターのトップピックと紹介されたため大幅高となった。
LINEヤフーはLINEクレジットの伸びが材料視された。
一方、レーザーテックとアドバンテストは下落した。
関税警戒で海運とSUBARUが安い。

業種別上昇率上位は銀行、非鉄、電力ガス、保険、石油で、下落は海運、空運、不動産、ノンバンク。(W)

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