TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 終盤下げ渋り。東北電力効果で電力株と電線株が高い
速報・市況2024年5月28日

☆[概況/大引け] 終盤下げ渋り。東北電力効果で電力株と電線株が高い

大引けの日経平均は44円安の3万8,855円、TOPIXは2ポイント高の2,768ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は631、下落銘柄数は955。出来高は15億47万株、売買代金は3兆7,244億円。
前日の米国市場が休場だったため、手掛かり材料難から日経平均は反落したが終盤下げ渋った。
レーザーテックやSCREENなど半導体関連が安く、臨床試験結果で第一三共と日本新薬は売られた。
エクセディはアイシンと資本提携解消で大幅安となった。
一方、東北電力は女川原発2号機の安全対策工事が完了したことで買われ、会社発表を受けて、みずほ証券が投資判断を「買い」に引き上げたことも手伝い急騰した。
その他の電力株も物色され、電線株にも買いが波及した。
大崎電気(6644)はいちよし経済研究所が第2世代のスマートメーターに注目し、レーティングを「A」に引き上げた。2025年度から現行のスマートメーターからの更新開始予定し、2026年度から本格化するため、トップ企業である大崎電気にとって商機拡大につながると紹介した。
金利上昇で銀行株が堅調だった。

業種別下落率上位は金属、その他製品、医薬品、食品、水産農林で、上昇率上位は電力ガス、非鉄、海運、銀行、鉱業。(W)

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