TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 調整を深めたが、2万7,500円割れの水準では下値抵抗。ソフトバンクGやレーザーテック、SUMCOが安く、三菱自動車とシマノは買われた
速報・市況2021年7月28日

☆[概況/大引け] 調整を深めたが、2万7,500円割れの水準では下値抵抗。ソフトバンクGやレーザーテック、SUMCOが安く、三菱自動車とシマノは買われた

大引けの日経平均は388円安の2万7,581円、TOPIXは18ポイント安の1,919ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は422、値下がり銘柄数は1,679。出来高は10億3,788万株、売買代金は2兆2,055億円。
日経平均は反落し、調整を深めたが、2万7,500円割れの水準では下値抵抗を見せた。
感染拡大に歯止めが掛からないことや、国際通貨基金(IMF)による日本経済見通しの下方修正に加え、マザーズ市場の大幅安が投資家心理を悪化させた。シドニーのロックダウンの1カ月延長も嫌気された。
ソフトバンクグループとファーストリテイリングが年初来安値を更新。
レーザーテックが売られ、SUMCOは独シルトロニックがシンガポールに工場を建設するため、競争激化が警戒された。
一方、三菱自動車(7211)は5四半期ぶりの黒字転換で買われ、シマノは上期好決算と自社株買いで上昇した。
鉄鋼株は相対的に堅調だった。
業種別下落率上位は金属、情報通信、サービス、空運、その他製品で、上昇率上位は鉄鋼、石油、紙パルプ、電力ガス、繊維。(W)

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