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速報・市況2025年3月13日

☆[概況/大引け] 関税戦争が警戒され値を消した。住友不動産が上昇

大引けの日経平均は29円安の3万6,790円、TOPIXは3ポイント高の2,698ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は817、下落銘柄数は747。出来高は17億7,519万株、売買代金は4兆4,162億円。
米国ハイテク株を受けて、日経平均は序盤に507円高となったが、関税戦争が警戒され値を消した。
アドバンテストとディスコは反発し、防衛関連は続伸。
春闘の賃上げを受けて、日銀の利上げに対する思惑で銀行が買われた。保険も高い。
住友不動産(8830)が上昇。これまで売却する可能性が低いと見られていた賃貸不動産の売却の可能性にも言及し始めていることが注目されている。
ANYCOLORは業績上方修正でストップ高。
一方、鉄鋼製品への関税が減益要因になる自動車株は値下がりし、日産が安い。
世界景気の悪化懸念から村田製作所や太陽誘電、京セラといった電子部品が下落した。

業種別上昇率上位は石油、銀行、保険、海運、鉱業で、下落率上位は輸送用機器、空運、非鉄、電機、サービス。(W)

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