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速報・市況2023年6月19日

☆[概況/大引け] 香港株安を受けて後場急落。半導体関連はレーザーテックに連れ安

大引けの日経平均は335円安の3万3,370円、TOPIXは9ポイント安の2,290ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,065、下落銘柄数は706。出来高は13億1,368万株、売買代金は3兆6,722億円。
日経平均は後場急落した。一時、474円安の3万3,231円。
米国の利上げ長期化リスクから、香港株が寄り付きから2万ポイントを割り込み、一本調子の下げとなったことが影響した。
レーザーテック(6920)はモルガン・スタンレーMUFG証券が新規に「Underweight」と発表したことで売られた。レーザーテックの成長率はハイパー(超越した)グロース局面から半導体製造装置の前工程装置市場全体に近いものへと徐々に収れんしていくだろうと予想している。
このようなレーザーテックの下落を受けて、アドバンテストや東京エレクトロン、ディスコやSCREENも売られた。
ソフトバンクグループとトヨタや非鉄株も安い。
一方、三井住友はモルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を引き上げたことで高い。
ニデックは「空飛ぶクルマ」の部品事業参入で買われ、スクウェア・エニックスは「ファイナルファンタジー16」の発売を22日に控え、3日続伸となった。
経産省からスパコン増強支援を受ける、さくらインターネットは2日連続ストップ高となった。

業種別下落率上位は非鉄、鉱業、輸送用機器、鉄鋼、海運で、上昇率上位は銀行、紙パルプ、水産農林、保険、電力ガス。(W)

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