大引けの日経平均は1,207円高の3万6,232円、TOPIXは70ポイント高の2,553ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,342、下落銘柄数は284。出来高は20億9,376万株、売買代金は4兆9,725億円。
バンク・オブ・アメリカが年末にかけて半導体が復活すると予想する中、エヌビディアは「リバウンド」候補のトップの1つと解説したため、12日の米国でエヌビディアが買われた。
これを受けて、13日の日本では東京エレクトロンやアドバンテストが物色された。
その他、円安も手伝い、三菱重工や日立も高い。
日経平均は本日の高値で取引を終えた。
楽天グループは上期の赤字縮小が好感された。
SMBC日興証券では、楽天モバイルの契約者はデータ使用量の多い20代の伸びが強く、データ無制限プランユーザーが増えれば、ARPU(1ユーザー当たりの支払い料金)が上昇するだろうと解説した。
データセンター向け光部品のフジクラが大幅続伸。
東邦亜鉛(5803)は第1四半期が黒字転換となりストップ高。
不二製油は上期予想を上方修正し年初来高値を更新した。
反面、オリエンタルランドはSMBC日興証券が目標株価を下げたため下落した。
大阪ソーダは医薬品精製用シリカゲルが肥満症治療薬関連向けに好調と期待されてきたが、第1四半期の純利益が前年同期比15.9%増で、米イーライ・リリーの4~6月の純利益68%増に比べると物足りないという見方から売られた模様。
業種別上昇率上位は保険、電機、証券、海運、非鉄で、下落は空運。(W)