TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 2年9ヵ月ぶりの7日続落。152円台に進行した円高で3万8,000円割れ
速報・市況2024年7月25日

☆[概況/大引け] 2年9ヵ月ぶりの7日続落。152円台に進行した円高で3万8,000円割れ

大引けの日経平均は1,285円安の3万7,869円、TOPIXは83ポイント安の2,709ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は277、下落銘柄数は1,327。出来高は21億1,519万株、売買代金は5兆1,999億円。
日経平均は2年9ヵ月ぶりとなる7日続落で、6月下旬からの上昇幅を打ち消す格好となってしまった。152円台まで進行している円高を嫌気して3万8000円割れ。来週の日銀会合で利上げの思惑が意識され円が急騰した。米国株安も重しとなり、東京エレクトロンやアドバンテスト、ディスコなど半導体関連株が売られ全体の指数を押し下げた。

ルネサスエレクトロニクスが上期の営業減益が失望され一時ストップ安まで売られた。

一方、小林製薬はアクティビストのオアシス・マネジメントの保有判明で急騰。オービックは好業績と株式分割が好感された。円高メリットでニトリが物色された。また、ニチレイやサッポロ、山崎パンも円高による原材料の仕入れコスト低下が期待された。

業種別下落率上位は電気機器、証券、保険、機械、銀行で、上昇率上位は空運、陸運、水産農林。

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