TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 200日移動平均線近辺で下げ渋り。グロース系銘柄が買われた。越境EC関連のBEENOSが高い
速報・市況2022年9月5日

☆[概況/大引け] 200日移動平均線近辺で下げ渋り。グロース系銘柄が買われた。越境EC関連のBEENOSが高い

大引けの日経平均は31円安の2万7,619円、TOPIXは1ポイント安の1,928ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は687、下落銘柄数は1,085。出来高は8億1,192万株、売買代金は1兆9,985億円。
先週末の米国株安を受けて日経平均は朝方売られたが、200日移動平均線近辺で下げ渋り、後場はもみ合い水準に戻した。
レーザーテックが反発し、リクルートが続伸となり、HOYAやSMC、富士通などグロース系の銘柄が買われた。ネクソンも上昇。
1ドル=140円台の円安に伴い、海外の消費者から見ると、高品質の日本の製品がこれまでよりもさらに安く買えるため、越境ECが増えると期待された。越境ECに対して、決済や国際配送といった購入サポートサービス「Buyee」のサイトを運営しているBEENOS(3328)は、繁忙になるという期待で大幅高となった。
第一稀元素化学は東海東京調査センターが目標株価を引き上げたことで買われた。
一方、デンソーやホンダが売られ、日本航空とJR東海が安い。
調剤薬局のアインHDは第1四半期決算がアナリスト予想に届かず売られた。

業種別上昇率上位は石油、鉄鋼、鉱業、機械、サービスで、下落率上位は陸運、空運、輸送用機器、水産農林、食品。(W)

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