大引けの日経平均は584円高の3万3,018円、TOPIXは26ポイント高の2,264ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,066、下落銘柄数は695。出来高は14億1,346万株、売買代金は4兆1,489億円。
日経平均は3万3,000円乗せ。
株主総会で好材料出尽くしという見方があるが、野村証券では東証による「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応の要請」に関する開示はコーポレート・ガバナンス報告書に掲載することが求められていて、提出されるのは株主総会後と指摘している。
本日の相場は引き続き、AI関連に対する物色意欲が旺盛で、レーザーテックやソフトバンクグループが買われ、生成AI普及に伴うデータセンター投資の増加で恩恵を受けるカスタムSoCのソシオネクストが大幅続伸となった。
トヨタ(7203)は全固体電池搭載の電気自動車を2027年に投入する方針で上昇した。
全固体電池の開発を手掛ける米ソリッドパワーに出資している三桜工業に連想買いが入った。
セイノーHDは大規模自社株買いを発表しストップ高となった。
その他、業務用食品卸のトーホーとスキンケア化粧品のアクシージアは好決算で急騰した。
一方、エーザイは反落した。
業種別上昇率上位は輸送用機器、卸売、電機、機械、ゴムで、下落は紙パルプ、電力ガス、海運、鉱業、水産農林。(W)