TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 3万6,000円割れ。米景気後退観測と米半導体株指数の急落、イランなどのイスラエルへの報復協議を受け全面安
速報・市況2024年8月2日

☆[概況/大引け] 3万6,000円割れ。米景気後退観測と米半導体株指数の急落、イランなどのイスラエルへの報復協議を受け全面安

大引けの日経平均は2,216円安の3万5,909円、TOPIXは166ポイント安の2,537ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は14、下落銘柄数は1,628。出来高は29億7,030万株、売買代金は6兆6,429億円。
日経平均は2,200円超の下げで3万6,000円割れとなった。
米国景気後退への警戒感と米国半導体株指数の急落に加え、イランなどによるイスラエルの報復協議が要因。
全面安で証券、銀行、保険、商社、電機が下落率上位。
日米の長期金利の低下でメガバンクの下げがきつい。
防衛関連の三菱重工も大幅安となった。
買われた銘柄は乏しかったがアステラス製薬は主力品が一斉にポジティブモメンタムに入ってきたことが好感された。前立腺がん治療薬の「イクスタンジ」は欧州で併用療法の適用拡大効果が出てきた。「パドセブ」は膀胱がんの一次治療の効果が加速。加齢黄斑変性治療薬の「アイザーヴェイ」は市場シェア拡大中。
JVCケンウッド(6632)は米国の警察や消防で無線機の採用が増えているため、第1四半期が好決算でストップ高となった。

業種別下落率上位は証券、銀行、保険、電機、卸売で、上昇業種はなし。(W)

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