大引けの日経平均は116円高の2万7,696円、TOPIXは10ポイント高の1,962ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,447、値下がり銘柄数は636。出来高は13億9,624万株、売買代金は3兆4,508億円。
日経平均は3日続伸だが、3連休と米国1月消費者物価の発表を控え、上値が抑制された。
こうした中、ソニーグループが買われ、ルネサスエレクトロニクスは好決算で上昇し、ホンダは通期上方修正で高い。
その他、資生堂は美容室向けへアケア製品の事業を123億円でドイツのヘンケル社に売却すると発表し値上がりとなった。
また、鹿島は自社株買いの発表が好感された。
一方、ソフトバンクグループは反落した。
トヨタはサプライヤーに対して2023年3月期生産台数1,100万台を提示したものの、半導体の状況、国内外の労働力の状況を踏まえると実現はやや苦しくなっているとの旨をコメントしたことで、売られた。
ヤマトHDは通期予想を減益に下方修正したことで大幅安となった。
業種別上昇率上位は建設、電機、不動産、化学、繊維で、下落率上位は輸送用機器、ゴム、精密、紙パルプ、証券。(W)