大引けの日経平均は159円高の2万8,082円、TOPIXは15ポイント高の2,006ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,325、下落銘柄数は433。出来高は9億9,854万株、売買代金は2兆4,385億円。
日経平均は4日続伸。
大手商社が続伸。ウオーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが保有率をそろって7.4％に高めたと報じられたが、2020年8月末に日本の商社5社の株式約5％取得を発表した際は、最大で9.9％まで保有割合を増やす可能性があるとされていたので、今後も買い増すのではないかと期待された。
カジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を巡り、政府は大阪府と大阪市が誘致を目指す人工島・夢洲(ゆめしま)への整備計画を認定する方向で最終調整に入ったと報じられ、日本金銭機械やオーイズミといったカジノ関連が大幅高となった。
オリックス(8591)は、大阪府と大阪市が誘致を目指す大阪カジノリゾートに出資していて、共同グループを組んでいるため買われた。
一方、ローツェは今期2桁減益予想で大幅安となり、インターアクションは通期業績予想を下方修正したことで売られた。

業種別上昇率上位は海運、卸売、鉄鋼、鉱業、機械で、下落は精密、不動産。（W）